恐ろしい飛行機事故、回避するために気をつけたいポイントとは?

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~目次~
1.国内外の飛行機事故の発生件数
2.飛行機事故を避けるには
3.補償はどうなる?飛行機事故
★オマケ:魔の三角形

国内、海外に関わらず、旅行に出掛ける時にお世話になるのが飛行機。飛行機は今や当たり前になった交通手段ですが、筆者はまだその飛行の仕組みを信用しきれずにいます…。

「あんな鉄の塊が一体なんで空を飛べるのか」

もちろん、ジェットエンジンがあるからなんでしょうが、なんせ難しすぎて理解できません。
そして、「空を飛ぶ」という非現実的な行為。
飛行機に何か問題が起きると、墜落するしかないんじゃ、という不安があるのです。

そこで今回は【飛行機事故】について調べてみました。昔は安全神話があった航空業界ですが、飛行機事故は確実に現実に起こっています。実態を知らないで不安になるより、知っていた方がいいですよね!飛行機に乗る方はぜひご一読ください。

1.国内外の飛行機事故の発生件数

国内、海外の飛行機事故…最近は国際情勢も不安定で、ちょくちょくニュースで飛行機事故の話をしていますよね。実際にはどれくらい事故が起きているのでしょうか?

【国内】

1930年代に定期便の飛行機事故で初めて犠牲者が出て、以降事故の発生はコンスタントに続いています。航空会社の定期便で死者が出ることは滅多にありませんが、トラブル(エンジン不調による引き返し等)は多くあります。

大きな飛行機事故では1966年の「全日空羽田沖墜落事故/乗員乗客133名全員死亡」や、
1985年の「日本航空123便墜落事故/乗員乗客520名死亡」が有名です。

国土交通省の平成17年からのデータを参照すると、一年あたり約11件の飛行機事故が起こっています。ほとんどが小型飛行機によるものですが、単純計算だとひと月に1件の事故があるということですよね。

乗客の死亡をともなう大型旅客機の事故は1985年以降は起こっていませんが、
その他小型飛行機を含めると年に数人が事故で亡くなっています。

【海外】

日本国外で起こった、海外の航空会社による事故は数えきれないほど発生しています。多すぎるので死亡をともなう飛行機事故をピックアップしましたが、2000~2015年で114件の飛行機での死亡事故が発生しています。

現在、世界中で年間3000万便の飛行機が空を飛んでいます。15年で114件は少ないと言うべきなのかもしれません。飛行機事故で死亡する確率は【毎日飛行機に乗っても438年に1回】というデータもあります。

2.飛行機事故を避けるには

飛行機事故に遭うことが滅多にない、ということは分かったと思いますが、それでも飛行機で死にたくないと思うのが人間です。自力で飛行機事故を避ける方法はあるのでしょうか?

ポイントの1つとして【航空会社選び】があります。飛行機事故を起こしている会社と起こしていない会社、二つから選べと言われたら事故を起こしていない会社を選びますよね。

そこで参考にしたいのが【航空会社の安全ランキング】です。毎年ドイツのJACDECが発表しているランキングで、世界の航空会社をランキングで評価しています。
コチラ→http://www.jacdec.de/airline-safety-ranking-2015/

難しい外国語は読めなくても、航空会社名と国は確認できると思います。航空会社選びの参考にしてみましょう。

もう1つのポイントは【世界情勢を読む】ことです。昨今は飛行機を狙ったテロ行為も発生しています。ロシアの旅客機の事件が記憶に新しいですが、地上から飛行機を撃墜することも…。紛争や暴動、問題のある地域の上空が航路である場合、念には念を入れるのならば迂回路を探すのが得策かもしれません。

3.補償はどうなる?飛行機事故

もし万が一自分が飛行機事故に遭遇したら、補償はどうなるのでしょうか?
平成15年に世界の主要国で交わされたモントリオール条約によると、
「国際航空の責任限度額( 支払上限金額 )を撤廃すると共に、無過失責任、つまりテロ攻撃などのように航空会社に過失が無くても 10万SDR( 約2,200万円)までは補償に応じる」となっています。日本も条約に加入しています。

日本に就航している航空会社でも、 ロシア、中国の全航空会社、台湾の中華航空(事故の常連)、フィリピン、エア・インディア、パキスタン、イラン航空などは加入していないので、事故に遭遇しても極々少額しか補償されないと思っておきましょう。

その他、旅行や仕事で飛行機を利用する場合は保険に入っておくことをオススメします。そうすることで、万が一の事態での金銭的なリスクは回避できます。

★オマケ:魔の三角形

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みなさんは【バミューダトライアングル】という言葉を聞いたことがありますか?

別名、【魔の三角地帯】と言って、アメリカに近い大西洋の三角地帯のことをそう読んでいます。
このバミューダトライアングル、昔から謎の事故が絶えません。飛行機も船も、この海域
空域で突如消滅してしまうことがあるのです。

原因とされる仮説は【宇宙人説】や【ワームホール説】といったSF的なものから【メタンハイドレート説】のように科学的根拠を含んだものもありますが、実際のところはただの遭難や墜落を誇張しただけだ、とされています。

しかし実際に事故が起きても残骸が発見されないこともあるそうで…オカルトファンの間では、今も議論されている地帯です。
飛行機に乗ったときにこのバミューダトライアングルを通ると、ちょっとドキドキしちゃいますよね♪

さいごに

飛行機事故について調べましたが、筆者の思うところを書かせていただくと、事故に遭うか遭わないかは【運次第】なのかな…というところで納得するしかありませんでした。それでも回避はしたいので、航空会社、空路選びを慎重にします。実質それくらいしか手立てはないのです。
飛行機事故に遭う確率は、実際のところ自動車事故に遭う確率よりも遥かに低いです。そう思うと、安全な乗り物なのかもしれませんね。
みなさんも、飛行機事故には遭いたくないはず!出来るだけのことをして、飛行機に乗ってくださいね。

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