普段のデートとは違って花火大会のデートは、夜空に輝く花火でムード満点! 非日常な雰囲気に、二人の距離もぐっと近づくチャンスですよね。
だからこそ絶対に成功させたいものですが、着慣れない浴衣で行って失敗しないかな?とか、浴衣持っていない場合はどんな服装で行くべき?とか、色々気になることも多いですよね。
今回は、浴衣で花火大会に行く場合の注意点や持っていくと便利な持ち物、浴衣以外で行く場合のおすすめの服装まで、花火大会デートを成功させるためのポイントについてまとめてみました。
浴衣の場合の注意点
男性陣に「花火大会で彼女にしてほしい服装といえば?」と聞くと、やっぱり浴衣が一番人気。よほど遠方だとか、ものすごく早い時間からの待ち合わせでない限り、頑張って着て行くことをお勧めします。
ただ、普段慣れていない服装だけに、注意したいポイントもいっぱい。相手をがっかりさせないためにも、とりあえず次の点に気を付けましょう。
①下着に気を使う。
着くずれしにくく、綺麗に着付けるためには、和装用ブラがおすすめ。特に大きい胸の方は気を付けて!襟の辺りが崩れやすいです。 和装用ブラを持っていない方はスポーツブラでも可。胸を平らに見せる方が浴衣姿としては美しいですよ。なので、分厚いパットのブラは、浴衣や着物の時にはNGです。
また、パンティラインや色が見えてしまうと台無しです。最近の浴衣は生地が薄いものが多いため、白い浴衣以外でも見えてしまうことがよくあります。下着が透ける心配がある場合は、着物や浴衣用の裾よけ着用しましょう。ロング丈のスリップ(膝丈だと歩きづらくなるので注意)とかペチコートでも代用できます。
②下駄の鼻緒擦れに注意!
鼻緒に当たる部分が擦れて痛くなるのを避けるには、まず下駄を選ぶ際に「なるべく鼻緒部分に柔らかい綿がたくさん入ったものを選ぶ」(ちょっと高価ですが…)、「鼻緒は細いものより太めのもの」を選ぶとよいでしょう。また当日に新品をおろすよりは、何日か前から履き慣らしておくと、だいぶ歩くのが楽になります。
履くときのコツとしては、親指をあまり奥まで突っ込まないようにし、かかとがはみ出すようにします。軽く下駄をひきずる感じで歩くのが痛くならないポイントです。
それでも下駄が苦手だという方は、下駄風のサンダルも売られているので、一度チェックしてみてはいかがでしょう?
③髪型にも気を配ろう
せっかく浴衣を着たなら、髪型もおしゃれに決めたいですよね。浴衣の時の髪型で絶大な人気を誇るのは、うなじを見せるアップスタイル。男性陣からも色っぽいと評価が高いです。ショートや短いボブの方も、編み込みヘアなど女の子らしい髪型で、普段と差をつけちゃいましょう。いつも違う雰囲気に、彼もドキドキしてくれるはず!
④持ち物は最小限にしよう
浴衣といえば、やっぱり手に持っていて可愛らしいのは巾着です。でもほとんど何も入れられないのが難点。巾着を持っていない方は、和風なデザインの籠バッグでもよいでしょう。財布と携帯・スマートフォンは必須ですが、それだけで巾着がいっぱいになってしまうことも…。でも、実は浴衣の帯や袂(たもと)にはちょっとした小物を入れることができるんです。そんな裏ワザも使いつつ、最低限持っていくと便利なアイテムについてご紹介します。
<あると便利なもの>
・タオルハンカチ、ガーゼハンカチ
2枚はあると便利です。
帯の内側にタオルハンカチをはさんでおくと、着くずれ防止になります。
ガーゼハンカチは手を拭いたり、汗を拭いたりと大活躍。巾着に入らない場合は袂(たもと)の中に入れておくとよいでしょう。
・扇子orうちわ
浴衣って涼しげに見えますが、実は結構着ていると暑いんです。そんな時は扇子やうちわで、パタパタと優雅に仰いで涼みましょう。使わないときは帯に挟んでおくとよいです。夏らしいおしゃれアイテムとして、アクセントにもなりますよ。
・安全ピンorクリップ
うっかり裾を踏んづけて着くずれしてしまった時などに役立つ応急処置アイテムです。かさばらないので、巾着や財布の中に忍ばせておきましょう。
・絆創膏
鼻緒で指が痛くなってきたら使いましょう。ちょっとは痛みが軽減します。これも荷物にはならないので、いざという時に備えて持っていきましょう。
・ポケットサイズのウェットティッシュ
夜店で何か食べたいとき、すぐ手を洗えるとは限りません。また、自分は何も食べていなくても、会場付近は混雑していますから、誰かの持っていた食べ物でうっかり浴衣が汚れることもあるかもしれません。染みになるまえにさっと拭き取れるように持っていくことをおすすめします。
・口紅(色つきリップなど)
化粧ポーチ自体を持っていくと荷物になってしまいますが、もし何か食べたりするなら、口紅くらいは持っていきたいですよね。あとメイク崩れが気になる方は、油とり紙を持っていきましょう。
・ビニール袋(スーパーの袋など手提げタイプ)
会場にはごみ箱が少ないかもしれません。飲食物のごみをそのまま手に持ってうろうろしていると、知らずに浴衣を汚してしまうかもしれません。ごみは持参したビニール袋に入れて持ち運びましょう。
浴衣以外のおすすめの服装は?
浴衣以外で花火大会に行ってはいけない、ということはありませんが、「浴衣じゃないの?」とがっかりされないように、浴衣に負けないくらいオシャレな服装で臨みたいものですね。
浴衣以外におすすめの服装としては、次にあげるような、キレイめでカジュアルな服装がベストです。花火大会らしく和柄のものや小物に和風のものを取り入れると、よりオシャレです。
①ワンピース
会場によっては座って見るところもあるため、ミニ丈やタイトなデザインのものはおすすめしませんが、膝丈くらいのワンピースなら問題ないでしょう。
清楚さや可愛らしい印象を与えるワンピースは男性陣にも好評で、花火大会のみならず、デート服としては鉄板と言えますね。
②マキシ丈のスカート&マキシ丈のワンピ
汚れるくらい裾が長すぎるものは別として、意外と動きやすいので、花火大会のような屋外のイベントに向いています。夏の定番で、こちらもわりと男性に好評です。無地でも柄物でもよいですね。サンダルや籠バッグなどの夏らしい小物とも相性がよいので、色々とコーディネートを楽しんでください。
③ショートパンツ
こちらも夏の定番。脚を見せたい!という方は、ミニスカートはNGですが、こちらなら大丈夫。露出の高さのわりに健康的なさわやかさがあって、男性陣にも結構ウケがよいようです。トップスは動きやすさ重視ならTシャツ、デートらしく女性っぽさを出したいなら、ちょっぴりガーリーなデザインのものを選ぶとよいです。
さいごに
花火大会デートは、普段とは違う「特別感」を楽しむことが成功の秘訣です。あとは笑顔でいることが大事! せっかくおしゃれをしていても、人ごみや歩くのに疲れたからと不機嫌な顔をしていては台無しです。素敵なひと夏の思い出になるよう、めいっぱい楽しんできてくださいね。