一から教えます!~パスポートの申請に必要なこと~

MS251_japanpassport-thumb-815xauto-15234

~目次~
1.そうだ、パスポートとろう!
2.パスポートの申請に必要なもの
3.パスポート申請書解説
4. こんな時はどうする?申請クエスチョン

初めての海外旅行。
ドキドキワクワクしますよね~。
海外旅行に必要不可欠なものといえばそう、パスポートです。
パスポートを取らなきゃ!でも難しそうでよく分からない!というあなた。
今回は、【パスポートの申請に必要なこと】を分かりやすくお伝えします。
しっかり準備してスムーズな申請を目指しましょう♪

1.そうだ、パスポートとろう!

パスポートを取得しようと思ったら、まず最寄りのパスポートセンターに行こう!と思うかもしれませんが、手ぶらでパスポートセンターに行ってもパスポートは申請できません。

⚫パスポートは5年?10年?どちらにする?

みなさんもご存知でしょうが、パスポートには5年用と10年用があります。初めて申請する場合は、どちらにするべきか悩むかもしれません。
申請にかかる値段は、5年用で11,000円、10年用で16,000円です。申請してから5~10年以内に1度でも海外に行くことになりそうなら、10年用を申請しておく方がオトクです。

⚫パスポートの発行にかかる日数は?

都道府県によって多少のバラツキはありますが、パスポートは約1週間で発行されます。それでも初めての申請は早めにしておきましょう。何か不都合があって旅行に間に合わない!なんてことになったら大惨事です。

2.パスポートの申請に必要なもの

それではパスポートの申請に必要なアイテムをご紹介します。全部揃えておくと申請がスムーズに進みます♪

⚫戸籍謄本(もしくは戸籍抄本)1通

⚫住民票の写し(住基ネットを使用されたくない場合のみ)1通

この二つは役所で手に入ります。どちらも申請の6ヶ月以内に作成されたものに限ります。事前に準備しておきましょう。
住民票の写しは原則不要とされています。何らかの理由で住基ネットを閲覧されたくない場合だけ用意しましょう。

⚫写真1枚

パスポート申請写真は基準が細かいです。ICパスポートの導入で、国際標準に従って申請用写真の顔の縦の長さが写真縦(45mm)の70~80%(34±2mm)に変わっています。
その他…

◼正面、無帽、無背景
◼縦45mm×横35mm(ふちなし)
◼鮮明であること(焦点が合っていること)
◼明るさやコントラストが適切であること
◼影のないもの
◼背景と人物の境目がわかりにくくないもの
◼眼鏡のレンズに光が反射していないもの
◼平常の顔貌と著しく異ならないもの(例えば、歯が見える笑顔は不可)
◼ヘアバンドなどで頭髪を覆っていないもの
◼変色していないもの、傷や汚れのないもの
(参考:外務省HP http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/ic_photo.html )

常識的なことですが、きっちり決まりがあります。
白っぽい服を着て背景と同化してもNGですし、顔の写りが小さくなってしまってもNG。笑ってしまってもNGです。気をつけましょう。

⚫印鑑

書類の作成に必要です。忘れずに持っていきましょう。

⚫本人確認書類

運転免許証や写真付きの住基カードがあれば1つでOKですが、持っていない場合は2つ必要になります。
★健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、国民年金手帳などから1つ
★写真が貼ってある学生証、会社の身分証明書、公の機関が発行した資格証明書等から1つ
それぞれ用意しましょう。

この5つを用意したら住民票のある都道府県のパスポートセンターにGOです!パスポートセンターで最後の書類…

⚫一般旅券発給申請書1通

をゲットしましょう。5年用と10年用で用紙が違うのでお間違いなく。ちなみに20歳以下の方は5年用しか申請出来ません。

3.パスポート申請書解説

必要なアイテムを揃えたら、一般旅券発給申請書の記入に取りかかります。
参考サイト:ノーススタートラベル様 )
この書類のややこしいところが「ヘボン式ローマ字」かもしれません。普段使ってるあのローマ字でOKですが、一瞬「合ってるかな?」と悩みますよね。
一瞬悩んでしまうヘボン式ローマ字は…

ち…CHI つ…TSU
ふ…FU
じ、ぢ…JI
ず、づ…ZU
ぎゃ…GYA
じゃ…JA

等でしょうか。
名字が斎藤、大越など長音になる場合は【SAITO】【OKOSHI】と表記する点も気をつけなければなりません。

また、未成年者は裏面の「法廷代理人署名」欄を忘れずに親権者に記入してもらいましょう。したがって、未成年者の申請は親など親権者に同行してもらうのが一番安心で手間もかかりません。
親が遠方にいる場合は、同意書に署名してもらい提出する必要があります。同意書は各都道府県によって少し内容が違うので、自分の住む都道府県のパスポートの申請書類ページからダウンロードしましょう。

4. こんな時はどうする?申請クエスチョン

①パスポートセンターが空いてる時間は仕事で…どうしたらいい?

二親等以内の親族が代理申請できます。必要書類を本人が自筆のうえ、代理人も自身の本人確認書類を持っていき申請します。

②結婚して姓が変わったけど、旧姓のままのパスポートでハネムーンに行ける?

行くことは出来ますが、注意する点がひとつ。
【航空券も旧姓で取得しないといけません】
せっかく結婚したのに新姓を使えないのは残念ですが、今後しばらく海外に行く予定がない場合は旧姓のままでもアリかと思います。今後も頻繁に海外へ行くのなら、潔く記載事項の変更届を出した方が間違いが起こらず安心です。

③パスポートを申請してすぐ引っ越ししたんだけど、なにか手続きはいる?

パスポートの住所欄は自署できるので、引っ越ししても自分で二重線をひいて訂正すれば大丈夫です。しかし、本籍を移動させた場合は新本籍地で訂正申請をしなければなりません。

参照元:
できます。
必要な書類は大人とほとんど一緒ですが、【未使用のハガキ】だけ追加しなければなりません。申請は親権者の代筆で大丈夫ですが、申請の際にも受け取りの際にも本人(赤ちゃん)が同席していないと受け取れないので注意しましょう。

さいごに

パスポートの申請って難しい印象があります。書類を集めるところから面倒に思いますが、ちゃんと調べて無駄をなくせば意外とすぐに終わります。
この記事を参考に、スムーズなパスポート申請をして下さいね♪
Have a nice trip!

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク